切り紙日記

アナログよりの日々を切り紙とともに綴ります

マスター

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福岡にある 珈琲美美で3年半、

週末だけアルバイトをしていたことがありました。

珈琲に興味が湧いて今はなき、カフェ・ド・カッファの珈琲教室に通ったのが

すべての始まりになりました。

珈琲美美では給仕と豆売り。

大学生以来の接客業で、

ドキドキ冷や冷やすることばかりでした。

ものを知らないので会話をするのが、あまり得意でなくて、

接客になっていなかったこと多々あったと思います。

失礼もいっぱいだったと思います。

 

とにかく、心に誓っていたのは、

自分の機嫌は自分でとる。

機嫌よく働くこと。

 

マスターは、父と同じ歳だったけれど、

父とはタイプが随分違っていて、

僭越ながら、ハイカラで、お茶目で、

変化を凄く楽しんである人だったように思います。

珈琲に対して嘘のない真摯な態度で向き合っている人。

あくまでも私の主観です。

私はどちらかというと、変化することに対して不誠実な印象を持っていて、

だからいろんなことに不自由な苦しさを感じて生きていて、、、

マスターに出会えて学んだことに、

変化してチャレンジし続ける姿ってカッコイイということ。

生涯自分の好きに直向きなマスターの近くにいられたことは、

本当に幸運なことだなぁと思っています。

 

ラクダの切り紙は、マスターをイメージして以前切ったものです。

 

ドリップをされている手も

なんだかラクダの様で。

 

珈琲美美、40周年、おめでとうございます。