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切り紙日記

アナログよりの日々を切り紙とともに綴ります

『大切な人が病気になったとき、何ができるか考えてみました』

 

自分の不調や病はなんとなく予期出来ても

他人の病は突然知らされたりして

何をしたらいいのか

何をしてあげられるのか

途方にくれることがあるようにおもいます。

私は、大切な人に何もできないことほど悲しくて辛いことはないようにおもっています。

 

モーネ工房を主宰されている

井上由季子さんの書かれた

『大切な人が病気になったとき、

何ができるか考えてみました』は、

彼女やモーネ工房に通う仲間たちが

病と共に暮らす大切な人への寄りそってきた経験が綴られています。

 

「他人を想う」とはこういうことなんだろうなぁと

改めて気がつくことのできる素晴らしい書籍です。

 

土曜日に出版記念トークイベントへ参加してきました。

「四国こどもとおとなの病院」で

ホスピタルアートデザイナーをされてある

森合音さんのお話会でした。

彼女の他人を想う強さや優しさが溢れた経験談が盛り沢山で、

涙があふれました。

形は違っても、望んでいる形ではなかったとしても

そこには他人を想う優しさや愛があるということを

しっかり分かってある方なのだろうなと思いました。

 

お話の中で、

病院の壁画のモデルになった

アサギマダラという蝶のお話が印象的でした。

アサギマダラは、初夏から夏半ばまで八ヶ岳で見られる美しい蝶で、

越冬のため 日本を縦断し台湾まで2200キロの旅をするのだそうです。

壁画を卒業制作にと依頼されてある学校の校長先生が

その話はお伽噺では?と真実を調べられたそうです。

アサギマダラは、気流に乗れる高さまで羽ばたいて

その後は気流に身を任せて台湾までわたるのだそうです。

その学校の卒業式の日に、校長先生は生徒さん達へ

やれるところまで努力してあとは流れに身をまかせたらいいと。

 

私の言葉ではうまくお伝えできていないかもしれませんが、

共同で何かをすることは

1人では気がつくことのできなかったいろんな発見があるということ。

 

経験すること

誰かと何かをすることって

人生をものすごく豊かにするのだろうなと

改めて思いました。

 

モーネ工房の仲間達の優しく温かい想いがたっぷりつまった書籍

『大切な人が病気になったとき、

何ができるか考えてみました』

 

私のお勧めの書籍です。